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アイデア生産方法まとめ

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まず、
アイデアとは何か!?

1. 既存の要素の新しい組み合わせである!
2. 事物の関連性を見つけ出すことである!

この原理を踏まえて、
以下の5つの過程を経てアイデアを形にする。

1. とにかく資料を集める。
- 製品と消費者、マーケットに関する資料(特殊資料)
- 種々様々な方面の知識(一般的資料)

2. 様々な角度から資料を咀嚼し、手を加える。

3. 問題を意識の外に放り出す。
- 問題を放棄し、想像力や感情を刺激するものに心を移す。

4. アイデア誕生!

5. アイデアを具体化し、展開させる。


とはいえ、そんなにどんどんアイデアが出ない・・・
そんな時に役立つツールが沢山あります。

色んなシーンに合わせて使い分けてください。

アイデア発想ツール

①オズボーンのチェックリスト
オズボーンの「チェックリスト」の特徴は、9つの切り口からアイデア発想のヒントとなる問いを投げかけることで、
見落としがちな発想の視点を網羅的にカバーし、かつ強制的にアイデア発想を行う点にあります。

  • 他に使い道がないか?
  • 他に似たものをさがしてみたら?
  • 変えてみたら?
  • 拡大したら?
  • 縮小したら?
  • 置き換えたら?
  • 配置や並びを換えてみたら?
  • 逆にしたら?
  • 組み合わせてみたら?

②SCAMPER法
「SCAMPER」は、オズボーンのチェックリストを7つの質問にまとめたものです。
既存の製品・サービスの改良・改善案を考える際に用いると有効です。
7つの質問をさらに詳細にした48の質問に分かれている。

S:置き換える
C:組み合わせる
A:当てはめる
M:修正する
P:別の使い道を考える
E:余計なものを削る
R:もう一度整理する

③531ストレンジ
既存事業、成熟事業向きアイディア発想方法です。
熟成しきった事業には実はたくさんの次の芽が眠っています。
難解な知識がなくても比較的容易に新事業を発想できる手法です。

1. シートに既存事業の基本的要件を5つ書き出します。
2. 5つの中で特に重要だと思われる3つを選んで書き出します。
3. それぞれ要件1、要件2、要件3とします。
4. 要件1を除いてその状態を表す事業名を書き出します。
5. その事業が意味を成すとしたらどのようなものになるかアイディアを出します。

④アサンプション・スマッシング
英語「assumption」は日本語に訳すと仮定・前提・想定、「smashing」は粉砕するという意味です。
つまり「アサンプション・スマッシング(Assumption Smashing)」は、テーマの前提・常識を破壊することで、新たなアイデアを生み出す発想法です。
平凡なアイデアしか出ない、あるいは革新的なアイデア・発想が求められる場面で使用すると効果を発揮します。

1. テーマをわかりやすい文章で表記
2. テーマを成立させる前提条件を書き出す
3. 前提条件をくつがえすアイデアを考える
4. 各自の案を発表
5. 採用アイデアを決定

⑤ランダムエントリー(エクスカーション)
脳の思考のスタートポイントを意図的にわき道にそらせるための手法。
従来の思考パターンとの関連性のないパターンほどわき道と言えるので、
スタートポイントはランダムであればあるほど望ましい。

1. テーマをわかりやすい文章で表記
2. テーマと関係のない対象を決める
3. 2を思い浮かべ、特徴や連想することを書き出す。
4. テーマと書き出した言葉を組み合わせてアイデアを出す。
5. 採用アイデアを決定

⑥メタフォリカルシンキング
問題を何か他のものに比喩することにより、発想のヒントを得るという手法です。
他の面から問題を捉えてみることにより、既存の思考パターンに凝り固まるのを避けること、
別の思考パターンからのインプットを取り込むことにより、柔軟に発想することをが狙いです。
物事の本質を見抜く力を養うことにもつながります。
少し考え方が真面目すぎるなと感じた場合などに有効です。

1. テーマをわかりやすい文章で表記
2. その問題を別の分野の視点から比喩してみる
3. 比喩された問題をどう解決するかブレストなどを利用してアイデアを出す
4. そこで出たアイデアをもとの問題の解決法にどう適用するかを考える
5. 採用アイデアを決定

⑦シックスハット
「6色ハット発想法(Six Thinking Hats)」はその名の通り、複数のメンバーが6つの帽子を順番にかぶることで、思考の切り替えを行う発想法です。
※実際に帽子を準備しなくてもOKです。
アイデアを出すだけではなく、そのアイデアの分析、結果をまとめるプロセスまで含まれているのが特長です。

1. テーマをわかりやすい文章にする
2. シートの赤色(直感的思考 :感情・感覚・直感)欄にアイデアを記入
3. シートの白色(客観的思考 :数字・情報・データ・事実)欄にアイデアを記入
4. シートの緑色(創造的思考 :提案・刷新・創造)欄にアイデアを記入
5. シートの黄色(肯定的思考 :評価・肯定)欄にこれまで出たアイデアの中から3~5案を選び、肯定的アイデアを記入
6. シートの黒色(否定的思考 :懸念・注意・否定)欄に黄色で自身が記入したアイデアのマイナス点を記入
7. シートの青色(プロセス管理思考 :俯瞰・管理・結論)欄に最終的なアイデアを記入

⑧結果逆算法
具体的なアイデアを出す前に、まず結果をイメージして、どういうアイデアだったらそうなるのかを逆算する方法

⑨マンダラチャート(マインドマップ
9マスのマス目の中央にテーマを書き込み、その周囲のマスにテーマから連想される言葉を書き込んでいくことで、アイデアを広げていく発想法

⑩アイデアの公式(TRIZ理論)
過去数十万件の特許の発想を抽出し、分類したもので40種類のパターンに分類されています。
この中で特に役に立つものは以下、

1. 一部を変えよ
2. 逆にせよ
3. 良くない状況から何かを引き出し利用せよ

全てのパターンはこちら

その他にも色々な方法があります。

アイデア発想法_NAVER


最後に下記「アイデアは考えるな」よりブレストのルールとアイデア発想のコツ

ブレインストーミングのルール

1. 批判をしないようにしよう
(ネガティブな判断を遅延しよう)

2. 突飛なアイデアを歓迎しよう
(自由奔放に考えよう)

3. 質にこだわらずたくさん出そう
(大量に発案しよう)

4. 他の人に便乗してアイデアを出そう
(人のアイデアを活用して、改善、追加を作ろう)

アイデア発想のコツ

1.とにかく乗っかる

2.自分からアイデアをたくさん出す

3.楽しいと周囲に伝える

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方


アイデアは考えるな。

アイデアは考えるな。