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スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション

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以下がスティーブ・ジョブズが基本としていた7つの法則。
今ぶつかっている問題の解決、新しいものの創出・・・
ジョブズならどうするだろうか?


7つの法則

1. 大好きなことをする

  • 自らの情熱に従っている人は身の回りにいないだろうか。そういう人をじっくり観察してみよう。ユニークで創造的なアイデアを生み出しているのではないだろうか?

他の人よりエネルギーにあふれ、意欲にあふれているのではないだろうか。そのような人と話をしてみよう。やる気になれない仕事から大好きなことへと、どのように転換したのかがわかるかもしれない。

  • 生計を立てている仕事以外に興味を引かれていることはないだろうか。あるなら、その方向へ進むことを模索してみよう。情熱から金銭的な成功が生まれることに驚くかもしれない。
  • 年内に何か新しいことにチャレンジしてみよう。自分の仕事とは関係のないトピックについて教えてもらう、本を読む、セミナーに参加するなどだ。
  • 大好きなことをしよう。まだ見つけられていないなら探し続けよう。妥協してはならない。
  • 会社員として嫌いな仕事をしているのなら、自分の能力や天職に少しでも近い部署や会社を探そう。小さなことでよいから今日始めよう。自分の役割に情熱が持てなければ、わくわくするようなイノベーションを生み出せるほどのやる気が起きるはずがない。
  • 大企業で多くの人をたばねる地位にあるなら、社内起業を推進する仕組みをつくろう。情熱を追い、新しい考えを生み出す時間と資源、そして後押しを部下に与えよう。もちろんリスクをとって失敗しても大丈夫だという保証も。


2. 宇宙に衝撃を与える

  • 偉大なビジョンの力を過小評価しないこと。偉大なビジョンには社会を前進させる力がある。
  • 自分の会社や推進している運動には、意欲的で具体的、明快で首尾一貫したビジョンはあるか。それは自分のこととしてチームの一人ひとりが納得するようなものか。もしないならまずそのようなビジョンを用意しよう。
  • 自分の身の回りに会社や構想について大きなビジョンを掲げ、まわりの人々にうまく伝えてやる気を引き出している人はいないだろうか。もしいたら、どのような形でビジョンを伝えているのかを観察しよう。
  • 大きな夢をみよう。自分のブランドについては毎朝元気に起きられるようなビジョンを作ろう。人生に意義を感じられる崇高な目的を生み出そう。そうすればチームの人たちもやる気になってくれるはずだ。
  • ビジョンをチェックしよう。大胆で具体的、簡潔で徹底的だろうか。70文字程度以内、ツイッターにも余裕でかけるくらい簡潔でなければならない。
  • ビジョンを実現した姿を思い描こう。実現は遥かな未来のことであってもだ。夢をつかむエネルギーを生むのは情熱だが、ロードマップを示してくれるのはビジョンだ。


3. 頭に活を入れる

  • アナロジーやメタファーを使って問題を検討してみよう。似ても似つかないふたつのものに類似性を探すと、脳が新しいつながりを生み出す。その中には大きな意味を持つものもあるだろう。
  • 時々、快適な範囲から外に出てみよう。クリエイティブなプロセスを醸成するには必要なことだ。
  • 新しいものをおそれない。変化を歓迎しよう。自分と異なる意見や体験を歓迎しよう。
  • 毎日15分間、現状に疑問を投げかけよう。「どのように」ではなく「なぜ」や「仮に」という問いを考えてみよう。
  • 新しい体験を求めよう。いつもノンフィクションを読んでいるならフィクションを読んでみよう。いつもビジネス雑誌を買っているなら住宅やガーデニング、あるいは芸術やアンティークなど、別のカテゴリーの雑誌を買ってみよう。自分が属する産業以外の講演会に出かけてみよう。仕事と関係ない地域のイベントでボランティアをしてみよう。いろいろなところへ旅してみよう。住んだ国が多い人ほどその経験から画期的なアイデアや手法などを生み出せる可能性が高いと研究で確認されている。
  • 普通なら雇わないような人を雇ってみよう。初代マッキントッシュのデザインやマーケティングをした人々についてスティーブ・ジョブズが語った言葉を忘れてはならない。チームが成功できたのはミュージシャンや詩人、アーティスト、研究者が一緒に仕事をしたからだ。多様な人材がチームとなり、大きく異なる才能やスキル、体験が補い合う形となったとき、創造的ですばらしい仕事ができると組織心理学の専門家も画期的なデザインで有名なデザイナーも言っている。


4. 製品を売るな。夢を売れ。

  • 事業のあらゆる側面で卓越性を求め、実現しよう。
  • 他人に対しても卓越性を求めよう。
  • 顧客の体験を優先することを自分とチームメンバーに課そう。
  • 顧客は自分のことしか考えない。あなたのことは考えてくれない。顧客はあなたがどうなろうと気にしない。彼らが気にするのは自分の夢だ。彼らが気にしているのはただ「この製品やサービスで自分の暮らしはどうよくなるのか?」だ。顧客を助けて夢をかなえてあげれば、自動的に売り上げはついてくる。
  • 自分をフォーカスグループをしよう。外部のフォーカスグループから画期的なイノベーションが生まれることはない。
  • 顧客の声を聞くのも悪くないが、顧客を知ることの方が大事だ。顧客体験を「ピクセルレベル」で細かくチェックしよう。


5. 1000の物事にノーという

  • 手を広げすぎていないだろうか?得意な分野に集中しよう。得意でない部分は他人に任せよう。
  • タスクリストにも3点ルールを適用しよう。仕事時間の大半を、今日できることのうち重要性が高いもの3つにあてて会社を前進させよう。
  • 「ノー」と言うことを増やそう。驚くほど自由になれるはずだ。
  • 「私の製品を人々はなぜ買うのだろう」と自問しよう。この答えに焦点を絞った製品にすべきだ。ピントをぼかすものはすべて取り除くべきだ。
  • 顧客の視点で製品やサービスのあらゆる側面を検討しよう。「顧客が我々のところへくる理由をひとつだけ挙げるとしたらなんだろうか」と自問しよう。そのこと一つを顧客がやりやすいように、そのことを顧客が見つけやすいようにしよう。製品、パッケージ、ウェブサイト、マニュアル、コミュニケーション・・・すべてを見直そう。すべてだ。ごちゃごちゃとわかりにくいか、それともシンプルでエレガントか?
  • 年頭の目標として(もちろん年の途中でもよい)「やめること」リストを作ろう。一番大事な目標に向かうもの、情熱が満足されるもの以外に使う時間を減らそう。


6. めちゃくちゃすごい体験をつくる

  • 製品を動かそうとするな。暮らしを豊かにすることを考えよう。
  • ブランドと顧客との接点、一つひとつを細かく吟味しよう。あらゆる機会をとらえ、顧客との関係を深めたり顧客と長期的な関係をつくる努力をしよう。
  • アップル製品に興味があってもなくても、アップルストアを訪れてみよう。店舗のデザインや顧客サービスをチェックし、自分のブランドで顧客体験を改善するアイデアを探そう。
  • 差別化のアイデアは業界外に求めよう。
  • 会社の文化に合う人を採用し、全員をその「文化」のエキスパートにしよう。
  • 楽しもう。情熱というのは周囲に伝染する。社員が楽しめない仕事で、顧客だけが楽しい思いをするはずがない。


7. メッセージの名人になる

  • プレゼンテーションソフトを立ち上げる前に、語るべきストーリーを用意しよう。
  • 早い段階から繰り返しストーリーを語ろう。日々のコミュニケーションでブランドを構築しよう。
  • プレゼンテーション、ウェブサイト、広告、マーケティング資料、ソーシャルメディアなど、すべてのプラットフォームにひとつのストーリーを展開しよう。
  • 常識にとらわれないスタイルでプレゼンテーションをしよう。スティーブ・ジョブズを研究する、本を参考にする、すごいなと思うプレゼンテーションを観察するなどして、どこが違うのか考えてみよう。プレゼンテーションのスキルを高めることは誰にでもできる。ただし、改善の強い意志と柔らかい頭がなければ困難に打ち勝つことはできない。


スティーブ・ジョブズ 驚異のイノベーション―人生・仕事・世界を変える7つの法則

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